邪心を取り除く方法

歳をとるほどに承認欲求とか執着心が強くなるような気がする。普通にビジネスする上でこれほど邪魔な存在はない。


自分のそんな思いが強まるほどに、相手のちょっとした仕草や言葉がそれを発した本人の意図とは全く別のものとして自分が理解して、自分で勝手に怒りの感情を抱いてしまう、そんな場面が増えたように思う。


これまで気がついていなかった自分の感情が言語化できて、周囲の人々の感情に思いが至るようになってから、職場の先輩社員も同じような思考の陥穽に陥って、プリプリしている事が結構あるなと気がついた。皆、天使ではないのだし、今更で、当たり前なのですが。


結局は、敵は常に自分の中にあるなあと思う。


そんな感情をどうやったらなくする事ができるのかを考えると、それらがいつどのように現れるのかを究明する必要がありそうだ。


無駄な邪念の源泉は、主に自分自身の思考の癖または周囲の環境の二つが源泉となっているのではないだろうか。なので、源泉に蓋をするには、思考の癖を補正したり、人や職場などの周囲の環境を変える、というような対応が取れそうだ。


自分が気にしていることは、ほとんどの場合、周りの人々は気にしていない。そして、そもそも他人が何を自分に対して思うかはコントロールできない。他人の視線が邪念を生む原因であったとしてもどうしようもない。自分自身を制御することにフォーカスし、「忘却」してしまうことが最上策だと思う。幸い、年取るほどに物忘れはしやすくなるのだから、忘却も年々楽になるはず・・・。


周囲の環境も邪念を作る大きな原因の一つだろう。これをなくすには、結局、その環境を変えるしかない。環境というのは、結局、自分が過ごす場所か一緒に過ごす人だろう。他人の考えは変えられないが、そんな風に自分に邪念を作り出す原因となる人から距離を置くことは可能なのだ。


これらをまとめると、邪念を振り払うために自分にできることは、

1)職場を変える → 人と場所が変わる

2)(嫌なことをさっさと)忘れる

3)忘れるために、今目の前にあるものに集中する

ということが現実的な対策となりそうだ。




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