倫理と法律と技術のベストミックスを模索する社会

ITデバイスで従業員を監視する会社は実在するし、その過剰な促進はディストピアの実現につながると思う。

以前から個人的に気にはなっていたのだが、Twitterではバズったようなので、みな思い当たる節があって気にはしているのだろう。 




会社の側は、テレワーク時のサボりを気にしているということですね。

でも本当にテレワークで作業効率が落ちるのでしょうか?

私(のチーム)は、テレワークに切り替えて以降、むしろ業績は上がった方なのでよくわからないというのが実感です。

無駄な会議に(チームで)参加しなくなって業務時間は短縮できていますし、成果物も組み上げ、納品まで取りまとめを行い、しっかりと会社の売り上げに貢献できています。数値としても成果達成は見えています。

一方で、会社は、会社が貸与したPCの挙動を監視すれば、労働者の労働時間や作業効率が丸わかりですから、事業拡大に寄与しなかったり、従来の業務に付加価値を生み出さない社員(特に、中間管理職)は不要と判断するのも自然な流れなのかもしれません。

まさに令和の蟹工船を思い浮かべてしまいますが・・・


ご存知かもしれませんが、会議で使うTeamsは、社員監視ツールとして知られています。Teamsは、良くも悪くも、羊の皮を被った狼だということは認識しておかないといけません。使い方を間違えると手ひどい怪我を負いますので、注意が必要ですね。

倫理的、法律的にどの程度まで許されるのかは分かりませんが、少なくとも技術的には、会社貸与のITデバイスを介して、社員の行動・言動を記録することは可能ですからね。

考え方によっては、恐ろしい世の中でもあり、そんな会社の中をスイスイと泳いでいくのも楽しいようにも思っています。



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